秘密の買い物

 僕にビリヤードを押し付けた教えてくれるSさんの忠告を無視してキャロム(スリー・クッション)を始めることにしました.ちなみに,Sさんの見解は以下の通りです.

キャロムに興味を持つのは良いが(客観的事実として)スリー・クッションの持ち点が25点以上で,かつ,ポケットAクラス以上は非常に少ない.(君が世話になっているビリヤード場のボーイの)Tは数少ないそのような人物であるが「ポケット→スリー・クッション」という段階を踏んでいる.キャロムはポケットでは考えられないような撞点がむしろ普通だが,それは(ポケットの下地がない君の)ポケット上達のための害となる.先決なのは,ポケットの下地をしっかり固めることである.―8月1日のメールより

 それに対するキャロムのKプロの見解は以下の通り.

ポケットがある程度うまくなると,プライドを捨ててキャロムで再び「初心者」になることが難しい.手玉のコントロールは君にとって重要な課題でもあるし,キャロムの知識をポケットにフィードバックすることで球の知識は増す.食わず嫌いをするのは損である.

 そこで僕は考えました.

どちらも正論である.とりあえず,実験だ.キャロムをやったあと,ポケットをやってみて,実力が出せなかったらキャロムはひとまず諦めよう;そうでなければこの最高の環境で*1キャロムもやってみよう.

 それで実験してみました.結果的に,ポケットで実力以上の球が撞けました.
 しかし,それ以上にスリー・クッションで球が当たったときが嬉しいのです.ということで,主に後者の理由でキャロム(スリー・クッション)を始めることにしたわけです.
 ちなみに,今回買ったキャロムキューは初心者が持つには妥当なキューです(笑)先日のアーティスティックでお客さんが当てた物で定価は3万円くらい;購入価格は1万5千円でした.

*1:最高の環境:僕がお世話になっているビリヤード場はキャロムのプロは2人もいらっしゃる.