ブログの女王からヒントを得る

ブログをよりよくするために勉強してみました。
初代ブログの女王眞鍋かをりさんのブログ「眞鍋かをりのココだけの話」はどの記事も面白いのでいつも楽しく読ませていただいています。内容は(自虐的で)非常に面白く、表記については改行が多いため読みやすいという印象です。ほぼすべての記事に画像もあるようです。更新頻度はまちまちですが10日に1回というときもよくあるので、そう多くはないと言えそうです。
新ブログの女王中川翔子さんのブログ「しょこたん☆ブログ」は記事数が非常に多く、表記も独特です。いっぽうで改行はあまり用いられていません。内容は本人の実況がその多くを占め、1つの記事を読んで…というよりはある程度の時間を掛けて彼女の生態を観察することで面白みが増すようです。
上述の2つのブログの違いは軸の違いにあると思います。「眞鍋かをりのココだけの話」は何か(面白い)出来事があった日に更新される傾向があります。すなわち、ブログの軸が出来事にあると考えられます。いっぽう「しょこたん☆ブログ」出来事の有無に関わらず、しょこたんの生活が非選択的に記事となっています。すなわち、ブログの軸は筆者にあると考えられます。
前者の場合、出来事が主体で記事数が少ないので、生活のエッセンスを緻密に記述できるという利点があります。単なる出来事の記述に留まってしまうと面白みに欠けますが、読者の興味をそそる様に記述する腕さえあればブログの理想的な形と言えそうです。実際に「眞鍋かをりのココだけの話」は理想型を体現していて「有名人の私生活や舞台裏を発信する」というブログの役割を全うしているように思います。
後者の場合、筆者であるしょこたんが主体で記事数が非常に多くなっているので、ある程度の煩瑣さは免れません。言い換えれば、しょこたんの「いま・現在」はわかりますが、考え方や立場の変遷はやや解りにくくなっています。たとえば、「歌手としてデビューするとき彼女はどんな気持ちだったのか?」と思っても探すのは難しいでしょう。(もちろん、その当時ブログを読んでいた読者は多くの記事から彼女の気持ちを推察しやすい。)やはり、常にブログを読んでいるファンを対象に書いているという印象です。
おそらく、このブログを読んでいる人でぼくのファンはいません(笑)その一方で、浪人生・受験生としてぼくの生活で起こる出来事に関心がある人はわりとたくさんいると思うんですよ*1。ぼく自身「受験勉強するにあたって、どんな参考書がいいんだ?」とか「センター試験のあとの出願にどのように対処するべきなの?」とか、最近では「浪人するにはどうすればいいの?」ってすごく悩みましたからね。そんなこんなから総合的に判断して「眞鍋かをりのココだけの話」のスタンスで更新していこうと思います。眞鍋さんほどのセンスや切れ味はありませんが、その分、情報量の多さや緻密さを売りにしていこうと考えています((浪人の後、第一志望に受かったら「しょこたん☆ブログ」のように日常のすべてを記述してもけっこう人気が出るかもしれませんね

*1:と言っても、まあ、半分以上自分のために書いているものなので外向けな感じにはしないかもしれません。「肩肘を張らない」これが長く続く唯一の方法。