力の抜き方

力の抜き方を覚えてきました。
適当な科目を適当に予習して、
しっかり授業を聞いて、
適当な科目を適当に復習する。
これがベスト。
基本的に先生の指示通りに。
剣道で言えば、
いまは「守破離」の「守」の段階なのです。

たとえば、いちばん独特な教科:物理。
物理は予習では思考実験(定性的な考察)をやって、
いろいろな意味での「情況」を把握する。
まあ、力を図示して運動方程式ぐらいは書きましょうか。
そして全授業の中でもっとも集中して授業を聞いて、
復習時には定量的に、実際に正しく計算をやりきって
(入試ならこれでゴール)、
定量的な側面から定性的な見方にフィードバックさせる。
(物理の感覚を豊かにする)

だから、
予習は電車の中でもできる(ことはできる、きっと)。
授業で眠ってはいけないのは当たり前で、
自分が本当に合っているのか、
仮に合っていたとしてなぜ自分はそういう考え方に到るのか、
その物理学的な裏づけはなにか、…
先生と1対1になったつもりで、
いろいろ考えてみなきゃいけない。

ノートはあんまりとるなって言われたけど、
特に授業が速いというわけでもないし、
なぜか丁寧に色別けもしてくれる*1ので
本質的な作業と思考ができる限り、
ノートをバカテイネイにとる「本当のバカ」になっていいかもしれない。
書くことで定着もするだろうし、
おそらくね、
「本当のバカ」の矛先は
「ノートをとるという手段が目的化している学生への批判」
だと思うんですよね。
要するに、解ってもないのにノートとるなぐらいの。

とりあえず、力学を扱う間ぐらいはぼくはバカになります。
あ、いや、力学の問題を扱うときだけ、アホになります。
あとは知らん(笑)
オモロー!

最後に復習は机にかじりついて腰を据えてじっくりやらなければいけない。
ここでノートが活きてくる。
でも物理学的に活きるわけじゃない。
そこはもうわかってる、はず。
式変形が出来ないとき、
答案を書くのにつまってしまうときがけっこうあります。
そんなときにちょっとバカでよかったなと思ったり。

*1:これは先生サイドの矛盾:ありがたい矛盾。