球の心理学(タマサイコロ)

  • 「スランプ」を脱しました

 去年の年末くらいなんですが,

球が入らなくなってたんですよ,しばらく
そこで,スタッフのTさんに相談したところ,

入れの強さとか真っ直ぐ撞けてないとかじゃなくて,手球のイメージが間違ってるorムリしようとするからだよ

みたいなアドバイスを頂きまんた.


 実際,練習中だと最長のセンターショット(手球はポケットの顎の中)とか入っちゃったりするので,多少撞き辛であっても真っ直ぐ撞けるのに,ゲームになると入らない…その原因は原理的不可能なポジションプレーをやろうとしているからというワケです.要するに,球の知識が間違っているということ.



 カンタンな例で言うと,

引きたいと思うと厚めにトバす

というようなこと.



 解決策は,手球のリアクションを正確に作ること…なんですが,応急処置として,

  1. 自分なりに手球のリアクションをイメージする
  2. それを1回断ち切って,入れだけに集中する
  3. 的球が入ったらイメージを修正する

という作業を繰り返すことにしました…そうすると,球が入る,入る!2.の段階でやっていることはイレイチですから,真っ直ぐ撞けさえすれば入るわけです.



 あと,今日の教訓:

ロングでフリがなくなったら失敗と思って割り切る(諦める)

ド素人なんだからムリは禁物だよね.ショートなら穴ぶりとかでガンバれるかもしれないけど,そういうときって,たいがいガコるじゃん?厚み100%なんだから手球も走るワケないじゃん!



 かくして,スランプでもなんでもなかったワケで,入れ・出しともに精度が上がりました(本来のところまで来ただけ).その後のゲームでは普通なら1クッションで我慢するところを,自信を持って,短長短長の4クッション大回しでゲームボールにビタビタにポジションしてみたりしました(やりすぎ).



 えんえんとイージーなショットを撞き続ける静的なポジションプレイヤーになりたい僕としては,あの4クッションは鮮明に“正しいイメージ”として刻み込まれました.

ビリヤードってメンタルスポーツなんですね

知らないこと・練習でやってないことはそもそもメンタルからして出来ないという寸法です.