年間計画

年間計画について考えることにした。

入試に近い時期が大切な時期だ。

二次・センター前はそれぞれの演習をやって調整するのは細かく言うまでもないから割愛。まだ受験校も決まってないから計画立てられないし。

まず第一に考えるべきは冬だ。受験生がラストスパートをかけるこの季節にぼくは塞ぎ込んでしまう。理研の誰かによれば「冬眠する遺伝子」というのが実在するらしく、どうやらぼくはその遺伝子を持ってしまっている。だから直前期の追い込みは全く効かない。よって、受験勉強は後期が終わる11月いっぱいで終了させる必要がある。言い換えれば、ぼくの受験は11月に終わり、同時に明白な結果が出る。東大模試がその物差しだ。まあ冬眠しなきゃいけないにしても学校に足しげく通って季節感覚を麻痺させるのはある程度有効かも。中学受験のときはそうだった。

次に考えるべきは秋だ。冬の気配が感じられる11月には冠模試が多数ある。全部受ける。そうすると土日はほとんど潰れてしまうから、11月までにぼくの学力の伸びは収斂するだろう。(他の受験生は冬に伸びるから)11月の時点での偏差値-5がぼくの受験時の偏差値となる。その前の10月・9月はまだ暑い。まだムリが効く。この時期には物理は電磁気やIIの力学、化学は各論を習うらしいから、テクニックや暗記が物を言うだろう。それによって学力をもう一段だけ上昇させることができるだろう。最後の一押しだ。主要3科目についてもこの時期にブラッシュアップする。予備校の授業は利用できるだろう。偏差値で言えば5くらい上げよう。
次に夏を考える。ぼくは冬眠しなければならない代わりに、夏バテは経験したことがない。予備校が2ヶ月も休みになる季節、自習して爆発的に力を蓄えるのはこの時期しかない。ここでは二次の英語・数学・国語を合格最低ラインまで引き上げるのが目標になるだろう。理科に関しては力学と理論化学を鉄板にする;それなしでは後期に我を失って理科に没頭することになる。理科に関しては後期の予習も少しして貯金もしたい。先行投資だ。後期は模試に追われて勉強出来ないから、センター対策もこの時期に。やはり英・数・国は完成させて、他科目も8割ていどを目指したい。偏差値は10上げたい。上げなければもう上がることはない。
最後に春。前期5・6月には模試があるが、偏差値は1〜5ていどずつ上がれば十分だし、それ以上はムリだろう。毎月確実にステップアップ出来れば問題ない。前期は内容を吸収することに全力を尽くす。おそらく時間的余裕はまったくないが、心理的余裕はかなりあるこの時期は、「やらなきゃいけないけどまあいいや」となってしまう。それを出来るだけ排するのが肝心だ。4月はうまく授業を受けられないだろう。2週間しかないわけだから徹夜してでも食らい付いて、その中で要領の良さを身につけよう。疲れたらGWに休めばよい。前期はどんな手を使っても全授業出席するのが目下の目標!

受験って短いね。
冬眠遺伝子は大学入試にはとても不利です。